観光・文化

富士山紹介

水掛け菜と富士山(2008年2月1日).JPG
富士山と水掛け菜

四季折々の姿を見せる富士山の魅力は、遠くから眺めるだけではありません。

そのふところに抱かれて、大自然の中を散策するのも良し、日本一の山頂をめざして登るも良し、楽しみ方はいろいろ。富士山頂までの道をたどってみましょう。

 

冨士浅間神社

冨士浅間神社は、富士山の神様「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」を祭神としています。須走登山道の起点で大同2年(807年)に富士山噴火鎮護のための創立されました。毎年、7月1日に開山式が行なわれます。

topics  木花開耶姫

木花開耶姫は大山祗命(おおやまつみのみこと)の娘で、高天原(たかまがはら)で評判の美しさでした。天孫瓊瓊杵尊(てんそんににぎのみこと)に見初められられ妃となりした。しかし、一度の契りで懐妊したことを夫に疑われたため、炎の中で皇太子を産み、疑いを晴らしたという神話があります。

また、開耶姫が富士山の噴火を鎮めたとか、富士山の美しさは開耶姫の美しさを映し出しているなどと言われています。

一方で、富士山の神様として、全国1300余の浅間神社で祀られています。神徳は安産や防火、五穀豊穣、家内和合、交通安全などとされています。

また、日本で最初のお酒を造ったとされ、お酒の神様ともいわれています。

須走のまち

須走は標高約800mの高地のまちで、相模、駿河、甲斐三国の中継所として栄えました。また、富士登山の玄関口として、旅館や民宿があります。 

ふじあざみライン

ふじあざみラインは、冨士浅間神社と須走口五合目を結ぶ登山道(静岡県道・足柄停車場富士公園線)。全長11.4kmで、全線舗装されています。冬期は、馬返し付近で閉鎖されます。

富士山須走口五合目

標高2,000mの須走口五合目には、約200台収容の無料駐車場があります。視界が良ければ、山中湖、横浜ベイブリッジなどが見えます。

五合目には、「菊屋」「東富士山荘」の山室が2軒あり、富士登山、小富士、幻の滝など富士山に関することは何でも教えてくれます。また、休憩や食事、土産物も販売しています。