くらし・環境
家庭内家具等転倒防止推進事業
~なぜ、家具などの転倒・落下防止対策が必要?~
地震による負傷原因
大きな地震の負傷原因を分析すると、30~50%の方が家具などの転倒・落下により負傷していることが判明しています。また、転倒・落下した家具などにつまずいて転んだり、家具が倒れたときに割れた食器やガラスなどでけがをしたりするなど、家具などの転倒は多くの負傷原因となっています。
町では、家庭内の家具などを固定する費用の補助を行っています。
家庭内家具等転倒防止推進事業
対象世帯
町内に住所があり住民登録のある世帯です。
実施内容
- 被災する可能性が高い寝室及び居間にある家具を優先し、2台以上5台までの家具の固定が助成対象となります。(固定する家具の数に応じて、申請者の負担額が変わります)
- 固定作業には、くぎ、ネジ、固定金具、ベルトなどを使用します。
- 家具の固定に際し、家屋の柱や壁、床などの補強は行いません。
- 家具を固定した後に、固定金具の取り外しや家具の移動は行いません。
- 固定作業は、町が委託した業者が行います。
※家具などの固定は、地震発生時の転倒防止を完全に保護するものではありませんので、町では固定した家具などの転倒による被害の責任は負いません。
※家具などの固定後、固定金具等を取り外す場合は、申請者の責任において行ってください。
申請手続き
防災課または各支所にある家庭内家具等固定申請書に必要事項を記入・押印して、総合文化会館内の防災課または役場本庁、お近くの各支所へ提出してください。
※申請は1世帯につき1回限りです。※借家やアパート、町営住宅にお住まいの方は、家屋の所有者などの承諾が必要になります。
家具等転倒防止事業の流れ
家具などの固定費用
固定台数 申請者負担額
申請者負担額(平成27年度における申請者の負担額)
固定台数 | 高齢者世帯等 | その他一般世帯 |
---|---|---|
2台 | 720円 | 2,100円 |
3台 | 810円 | 2,400円 |
4台 | 900円 | 2,700円 |
5台 | 990円 | 3,000円 |
※高齢者世帯等に該当する世帯は、65歳以上の方だけで暮らしている世帯(単身を含む)や障害者1級・2級の方と同居している世帯、介護保険要介護3以上の方と同居している世帯、母子(父子を含む、中学生以下の子供のみ扶養)世帯などです。
問い合わせ
防災課
電話 0550-76-5715