令和8年 年頭のごあいさつ
町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。
皆様には希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、小山町を一番元気な町にする「おやま再稼働」のもと、着実に前進を遂げた一年となりました。
特に教育分野においては、フィリピン共和国からのALT(外国語指導助手) 11人を町内の小学校やこども園に配置し、英語教育の強化を行いました。
また、経済面では町の100%出資による地域商社「まちづくり公社おやま」を設立し、ふるさと納税事業や商工業の振興など、幅広くまちづくりに寄与する取り組みを行っています。
さらに、健康アプリ「WoLN(ウォルン)」と、デジタル地域通貨「KINCA(キンカ)」が連携した健康インセンティブ事業の実施や、須走地区への公設民営の診療所の整備など、町民の皆様の健康促進に取り組んでまいりました。
さて、今年は第5次総合計画の折り返しの年度となります。人口減少や少子高齢化の進行、物価の高騰など強い逆風の中、総合計画に掲げる基本構想の実現に向け、動き出している事業を着実に進捗させていく必要があります。
特に「子育て教育100年の計への挑戦」の実現に向けた取り組みとして、老朽化した小学校5校の屋外プールを集約し、猛暑による授業への影響を改善するため、屋内プールの建設を進め、併せて町民の運動習慣の定着と健康増進を図っていきます。
また、菅沼地域優良賃貸住宅建設事業や、北郷地区用沢の宅地造成事業、菅沼地区土地区画整理事業を行い、暮らしやすい住宅地の整備を進めます。
さらに、安心安全なまちづくりのための小山消防署新庁舎建設など、今やらなければならない未来への投資を着実に進めていきます。
今年は午年です。私も干支の馬のように、力強く迅速に、そして確固たる意志をもって、町の発展と皆様の幸福に向かって精一杯努力してまいりますので、町民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。







