子育て教育100年の計

 私は町長選挙のマニフェスト(公約)に9本の柱を掲げた。その1番目が【子育て教育100年の計への挑戦】である。
 まずは、ただちにできる事業から実施した。出産祝い金の見直し、須走地区への町立学習塾の開設。町立学習塾は好評のようで、他地区からの要望もあるという。
 本年度フィリピンから招聘したALT(外国語指導助手)は、4月から小学校、こども園に配置された。受験のためだけではなく、英語で自然なコミュニケーションができる若人が育つことを期待している。
 昨年度に着手した温水プールは、いよいよ造成工事の段階を迎える。悪天候や、熱中症のリスクが高い猛暑の日は、町民プールは休止を余儀なくされる。町広報でそんなお知らせをするたびに、夏休みの子どもたちがふびんでならない。早くプールを作ってやりたい、と痛切に思う。完成を待ちわびる声は多く聞かれるが、反対意見があることも重々承知している。
 私は、温水プールは教育の一環であり、町の未来を担う子どもたちへの投資と考えている。資金を稼ぎ、維持費を捻出していく気概を持ったまちづくりをしていきたい。