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富士山 持続し続ける文化と自然

 富士山は、日本一の高さや美しく荘厳なその姿から古来崇拝され、信仰の対象となるとともに、絵画や和歌、俳句等の対象として多くの作品に登場し、芸術、文化の源泉となってきました。そして、本町の「須走口登山道」と「富士浅間神社」など25の構成資産と共に、平成25年6月に、国内で17番目の世界遺産に登録されました。
 その富士山は、昨年、コロナの影響により開山できず、今年は2年ぶりの開山となりました。今夏、私は富士山の各山小屋を直接訪問しましたが、登山者数が激減し、山小屋自体の維持が難しくなるような状況でした。信仰、芸術、文化の源泉である世界遺産富士山を保全、管理しつつ、登山者の安全を守るためには、山小屋や登山道が適切に維持管理されていかなければならず、それが古来人々に崇められ、人々の心の支えとなってきた富士山を守ることに繋がると思いました。
 新幹線で富士市あたりを通過する時に、富士山が現れると、手を合わせて拝んでいる方をよく見掛けます。また、車を停め、写真撮影をしている方も多くいます。山頂まで本町の町域です。私たちは、豊富できれいな水や空気、豊かな自然等様々な恩恵を受け、人々が憧れる富士山の麓で暮らしています。静岡、山梨両県等関係機関と協力し、山小屋や登山道等を守り、世界遺産・富士山を後世に継承していかなければなりません。