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小中一貫校化の質問のご回答に対しての再質問

手紙の内容

  1. そもそも須走地区の人たちは、なぜ小中一貫校を陳情されたのでしょうか。
  2. 町としてはそれをどのように受け止め、この陳情を受ける形で一貫校化を進めることにしたのでしょうか。
  3. なぜ、小中一貫校化をすると、地域に学校が残ることになるのでしょうか。(なぜ合併という形を取らなくてよくなるのか)。
  4. 北郷地区、小山地区でも同様に小中一貫校化を進める決断をした理由は何でしょうか。
  5. 複式学級が発生してしまうと、一貫校化に対して何か支障が出るのでしょうか。

手紙の回答

 この度は御質問をいただき、ありがとうございます。
 ご質問について、それぞれ回答させていただきます。

  1. 本来須走地区では、こども園から中学校までの一貫教育を意図した学校運営協議会が設置され「一貫教育」の重要性が意識されていました。そのような中で、令和6年10月の第2回学校運営協議会の議題になり、須走地区に小学校・中学校を残す手段としても、一貫校化の必要性を確認され報告書が提出されました。
  2. 学校運営協議会の報告書より、地域の声として受け止めさせていただき、須走小・中の一貫校化について検討をして参りました。
  3. 前回のご質問の回答に重なりますが、統廃合が議論になった場合、小学校同士・中学校同士の合併では、まず、「吸収合併でどちらかの学校が無くなる」または「両方が無くなり新しい学校が設立される」ことになります。例えば、須走地区と北郷地区で統廃合となると、どちらかの地区から学校が無くなりますが、「小中一貫校化」という形を取っていると、今すぐの統廃合を回避できます。
  4. まず、小山町の今後の教育のあり方を考えたときに、義務教育9年間を見通した教育を意図的・計画的に進められる「小中一貫教育」を進めることは重要だと考えます。このことから、今の時点で小中一貫校化を進めることで、小中一貫教育を推進するとともに、北郷地区、小山地区の学校をそれぞれ存続させることにもつながると考えます。
    検討の時間については、一貫校化をしたうえで、具体的に「どのような学校づくりをしていくか」について地域も巻き込み時間をかけて議論できると考えます。
  5. 複式学級が発生する状況は、児童生徒数が減り過ぎているという状況になるため、一般的には小中一貫校化の段階ではなく統廃合の段階と考えられます。