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小中一貫校化の方針を理解するために

手紙の内容

  1. 少子化で人数が減ると、なぜ合併をしなければならなくなるのか。
  2. 小中一貫校化をしてもクラス数は変わらないが、質問1の原因の何が解消されるのか。なぜ解消されるのか。それとも、教員配置が別の基準となり、学校を残すことができるようになるのか。
  3. 町としては、小山地区の3小学校がどのような条件になったら、合併の可能性があると考えているのか。それとも、複式学級になっても、地域からの要望がなければ3小学校を残す考えなのか。
  4. 須走の次は北郷よりも、小山地区を優先すべきかと思いますが、いかがでしょうか。

手紙の回答

 この度は貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
 ご質問について、それぞれ回答させていただきます。

  1. 必ずしも合併しなくてはならないということはありません。「合併」について検討する場合には、学校生活や同学年の子供同士による学習や活動の効果(子供の教育環境)や、施設・設備の老朽化等を含む維持・管理の経費など、多面的に考慮して判断していきます。
  2. 小中一貫校化は、それぞれの地域に小学校、中学校を残すための手段の一つであり、学校の規模を大きくすることが主たる目的にはなりません。
    小学校同士・中学校同士の合併では、まず、「吸収合併でどちらかの学校が無くなる」または「両方が無くなり新しい学校が設立される」ことになります。そして、合併後の子供の人数次第では1学級の人数は増えるものの学級数は減り、それに伴って教員数が減少してしまう場合が出てきます。
    そのような事態を避け、小規模校でも「今ある小学校・中学校」が地域に存在できるように一貫校化を進めてまいります。
  3. 小山地区の3小学校については存続させ、「小中一貫校化」を進めてまいります。一貫校化した後については、地域の御要望、保護者の御要望にも耳を傾けながら、より良い子供の教育環境を構築していきます。
  4. 一貫校化を進めるにあたっては、質問者様がおっしゃるとおり、各中学校区で課題が異なるため、十分に協議をしながら進めてまいります。