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温水プールの建設について

手紙の内容

 温水プールの建設について多くの課題があるが、場所や費用が具体的になってきた現時点で、改めて全町民に計画の是非を問うべきではないか?

手紙の回答

 この度は貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
 温水プールにつきましては、私のマニュフェストの一丁目一番地に掲げた施策の1つであります。
 町内5つの小学校全てが屋外プールで、天候の制約を受けることが多く、計画的な授業実施が難しくなっているとのことです。さらに、プール清掃の問題や雨水や落葉等による水質管理の煩雑さ、浄化施設の維持管理が日々必要となり、プール管理に対する教職員の負担は全国的にも大きな課題となっています。
 また、各小学校のプールは、建設から平均で45年以上(成美小:52年・明倫小:26年・足柄小:52年・北郷小:51年・須走小50年)を経過しており、老朽化による漏水に対する修繕や、ポンプなどの設備の更新をしながら維持管理を継続しているところですが、全てにおいて建て替えを要する状況です。全てを建て替える場合、概算でも10億円以上の費用が見込まれます。
 これらを踏まえ、5校のプールを集約し、町民の方も通年利用可能な利便性の高い屋内温水プールの整備は、町内の教育環境や町民のスポーツ環境及び健康増進の充実に繋がる非常に重要な施策であると考えております。
 各小学校が屋内温水プールで授業をする場合の移動時間等は、今後検討すべき事項ですが、授業時数の調整や、教育課程の工夫により対処していきたいと考えております。 
 施設建設、維持管理に当たりましては、PFIなどの公民連携の手法を考えておりますが、併せて、国の補助金の活用や、水泳教室等のサービスの提供による収益増など、町の負担が最も少なくなる事業手法を検討してまいります。
 また、町では、令和3年度にスポーツ振興計画の策定にあたり、町民アンケートを実施いたしました。その時の回答の中に、各年代幅広く、屋内温水プールの設置の要望が数多くあがっています。2月26日には、意見交換会を開催し、さらに、令和6年度に再度開催を予定しております。そこで、各種団体や町民の皆様からいただいた様々な意見を参考に、誰もが利用しやすい施設・機能を有した適切な整備計画や管理運営方式等について検討、協議し、基本計画の策定を進めていきたいと考えておりますので御理解いただきますようお願い申し上げます。

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地域振興課
電話:0550-76-6135