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富士グリンヒル第4調整池の管理と湯船原工業団地について

1. 手紙の内容

① 富士グリンヒル第4調整池の管理について

 平成22年9月の台風9号により床上浸水(2軒)、床下浸水(1軒)等の被害があり、その都度直接文書を持って調整池の改善並びに管理方へのお願いをしてきましたが、未だに対処されておりません。昭和49年調整池設置当初は暫くの間、湖底に堆積した残土を浚い排水が滞る事が無いように努めておりましたが、現状ではまったく実施しておりません。
 この度の台風19号でまた1軒床下浸水を再び発生させてしまいました。大雨が降る度に心配しています。
 従いまして、出来ることなら町から会社側に改善並びに管理方のお願いをして頂きたいです。


② 湯船原開発後の対応について

 開発には、いろんな角度から検討され、工事が進められていることと思いますが、富士グリンヒルゴルフ場が出来た過去の経験から、自然にできたものと異なり、工事完成後、暫くの間注意して様子を見ることが大事であることは言うまでもありません。工事関係者はよく、「過去10年、20年間みてきたから心配ない」と言いますが、これからはこの先の10年20年先をみなければならないと思います。
 老婆心ながらも湯船原開発後も十二分に注意して取り組んで頂きたい。


③ 湯船原開発に伴う産業廃棄物処理について

 小山町民憲章にうたわれています「富士のもと水と緑に恵まれた豊かなまちづくり」を進める上でも産業廃棄物処理を早く対処して欲しいと心配しておりましたところ、産廃車が朝早くから出入りしているところを見て安堵しています。引き続き早く対処すべきだと思っています。



2. 手紙の回答

① 富士グリンヒル第4調整池の管理について

 本町長の手紙の内容につきましては、富士グリンヒルへ伝えます。


② 湯船原開発後の対応について

 湯船原地区では、工業団地を始めとする様々な開発を実施しており、災害防止の観点から、それぞれの基準により調整池を設置しています。
 ご指摘のとおり、調整池は適切に管理しなければ、その機能を十分に発揮できず、災害が発生する確率は高くなります。
 町でも国と同様に、災害から町民の生命財産を守ることが最大の責務であると考えておりますので、調整池の監視と管理を徹底して参ります。


③ 湯船原開発に伴う産業廃棄物処理について

 新産業集積エリアの埋設廃棄物につきましては、現在、その処理に全力を注いでおり、令和2年3月の全量処理を目指して取り組んでおります。
 ご指摘のとおり、1日でも早く処理を完了させ、町民憲章の「富士のもと水と緑に恵まれた豊かなまちづくり」に寄与できるよう努力して参ります。


 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。