いつまでも元気でいられるように

　今年の敬老会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止とさせていただくことになりました。楽しみにされていた方も多くいらっしゃったと思います。
　例年ですと、白寿、米寿を迎えた方の慶祝や模範老人の表彰、噛むカムケア8020コンクールの表彰などの式典の後に、漫談や落語などの演芸を見ていただいております。笑うことによって皆さんに一層元気になっていただこうと考えていましたので、大変残念です。
　高齢者の皆さんの健康を維持するための、町の新たな取り組みを改めて紹介します。
　健康な状態から身体の機能が低下して要介護状態になってしまう間の「虚弱」の状態のことを「フレイル」と言います。このフレイル状態の方は、バランスの良い食事をして、適度な運動をしたり、「居場所」で友達と過ごすなどの社会参加をしたりすることで元の健康な状態に戻ることができ、逆に、これらのことをせずに過ごすと、介護が必要な状態に陥ると言われています。
　町では、病院や地域包括支援センターなどの機関や医師会、民生・児童委員協議会などの団体と連携し、健康、医療等に係る各種データを解析して、「フレイル」に着目したさまざまな健康づくりや介護事業といった「保健事業と介護予防の一体的実施」に取り組んでいます。
　「健康長寿日本一」の小山町を目指しましょう！