感染しない・させない

感染しない・させない

 今回の新型コロナウイルス感染者は、5月26日現在、世界で549万人を超え、死者数も34万人を超えています。過去に世界規模で流行し、人類を脅かしてきた感染症について調べてみますと、古くは天然痘やペスト、スペインかぜ、最近ではエイズやSARSなどが発生しており、感染者数は、多いもので数億人、死者数は数百万人から数千万人という状況です。
 新型コロナウイルスの特徴は、感染しても症状がすぐに出ず、症状が出る場合でも、咳や発熱などで留まります。感染しても気づかないケースが多く、そのため、知らないうちに感染を拡大させてしまいます。一方、持病を持っているなど、抵抗力の弱い方が感染すると、1、2週間で肺炎を起こし、重度な呼吸困難に陥ってしまうようです。
 現在はまだ有効なワクチンや薬がありません。このウイルスは、人を通じて感染を拡大させますので、いちばんの防御策は「密閉、密集、密接」の3密を回避し、マスクの着用や換気の徹底等「新しい生活様式」を実践し、ひとりひとりが「感染しない・うつさない」取り組みです。
 役場でも、窓口に飛沫感染防止の衝立を設置し、さらに、1時間ごとの換気や勤務者の削減等対策を講じていますが、町民の皆さんが、一致団結してこのウイルスに立ち向かうことが必要です。持久戦も予想されますが、オールおやまで頑張りましょう!