町が誇るアスリート

町が誇るアスリート

 「3時間36分45秒」。全日本50キロ競歩で、従来の日本記録を2分以上も上回る日本新記録で優勝し、東京2020オリンピック代表選手に内定した須走出身の川野将虎選手おめでとうございます!バレーボールの杉山祥子選手に続いて、小山町で2人目のオリンピアン誕生となり、本当にうれしく思います。
 50キロというと、小山町から東京町田市付近までの距離で、車でも1時間弱位かかる所を3時間半で歩いてしまう、すごいことだなと思います。
 川野選手は高校で競歩を始めた頃は、東部地区大会で最下位という成績でしたが、努力を重ね、今回、陸上選手として最高の夢舞台であるオリンピック出場を果たすということになります。たゆまぬ努力と向上心、人に負けないという気力が、大きな目標を達成した原動力であると思いますが、そう簡単にできることではなく、ただただ感心するばかりです。オリンピックでの金メダルを期待しています。
 小山町は、トップアスリートを多数輩出している町です。プロ野球選手では、鈴木大地選手等4人、バレーボールでは、杉山祥子選手の他、高校、大学の時に県、日本代表選手として活躍し、本年サントリーに入った小野遥輝選手、今年の大学対抗箱根駅伝では、小山町出身の選手が3人出場しました。皆さんは小山町の誇りです。後を追う選手の誕生が楽しみです。