思い出・音楽
思い出・音楽
小学校5年生の頃だったと思います。親にギターを買ってもらい、NHKのギター教室の冊子を見ながら弾き方を勉強し、載っていた簡単な曲を弾いたのが、私と音楽との最初の出会いでした。その後、「禁じられた遊び」など名曲の楽譜を楽器店で買って、一人で弾いて楽しんでいました。
中学校は、吹奏楽部に入部しました。最初はメロホルン、そしてバリトン、中バスなどいわゆる金管楽器をやりましたが、今の吹奏楽部のように、交響曲的な難しい曲はやらず、もっぱら行進曲を練習していました。
北駿音楽会でも、他の学校は難しい曲を演奏していましたが、我が中学校は何ら違和感なく、行進曲だけを演奏していました。部員は男子ばかりで、他校を見ても女子部員は2~3人くらいしかいなくて、ほとんどがクラリネットかスネアドラムなどの担当でした。当時は、女性がトランペットやトロンボーン、チューバなど金管楽器を吹くということは、まったく考えられず、現在の中学・高校等の吹奏楽部の男女構成は、不思議に感じています。
また、中学校の体育祭の入場行進は先頭を行くのがいつも吹奏楽部で、その頃は、小山中学校も各学年8クラスから9クラスありましたので、観客も多く花形気分だったことを覚えています。