富士山
特集

雄大なる富士の景色は百面百様。
富士山の価値を構成する小山町の資産を紹介します。

登山マップ

登山マップ

5合目 ⇒ 6合目

5合目から歩きだすと「古御岳(こみたけ)神社」があります。この祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)です。
5合目からミヤマハンノキなどの林の中を20分ほど歩くと、2つ目の鳥居が迎えてくれます。この辺りから木の背丈も低くなります。
2つ目の鳥居から70分、3つ目の鳥居を過ぎると、標高2,400メートルの6合目の「長田山荘」の山小屋。そこから30分ほどで標高2,700メートルの「瀬戸館」に到着。この辺りには、シャクナゲ、クルマユリ、ムラシキモメンヅルなどの植物が見られます。

本6合目 ⇒ 7合目

本6合目を過ぎると、大きな木はなくなり、ツガザクラやコケモモ、ミヤマエンレイソウ、ツマトリソウなどの草木が一面に覆うようになります。
ジクザグに踏み固められた溶岩の道を登りすすむと、徐々に草木がまばらになります。本6合目を出て60分3,090メートルの7合目「大陽館」に到着。
この付近では、オンダテやイワツメクサ、ミヤマオトコヨモギなどが見られます。また、6月中旬には雪融け水が溶岩の上を流れる幻の滝が出現。秋にはヨモギ、カラマツなどの紅葉が見られます。

7合目 ⇒ 8合目

7合目から30分、標高3,200メートルの本7合「見晴館」に到着。さらに30分ほどで3,350メートルの8合目「江戸屋」に着きます。続いて20分ほどで3,400メートルの本8合目「胸突江戸屋」、そこから20分ほどで3,500メートルの8合5勺の「御来光館」となります。

8合目 ⇒ 頂上

8号目を出て20分、本8合目の「胸突江戸屋」に着きます。本8合目からは、吉田口、河口湖口登山道と合流します。また、ここから胸突八丁といわれる急な坂道を登ることになります。山頂は目前にせまっていますが、登れど登れどたどりつかず、いわばここが正念場です。50分ほど登って9合目の鳥居をくぐると、標高3,600メートル「迎久須志神社」に着きます。ここまで来れば、めざすは山頂のみ。30分ほどで富士山本宮浅間大社東北奥宮(久須志神社)の鳥居と狛犬が出迎えてくれます。ここが標高3,700メートルの地点です。

御来光

須走口は、富士山の東側を登るため、どこからでも壮大な御来光を拝むことができます。寒さに耐えながら東の空にを見ていると、一筋一筋と光がもれ、まぶしい太陽が姿を現します。

山頂

山頂には、「山口屋」「扇屋」「東京屋」があり、宿泊や休憩、食事、お土産の購入ができます。
富士山は天候によって、夏でも氷点下になることもあります。また、景色も遥か彼方まで見渡せるときもあれば、濃霧でほとんど見えないこともあります。晴れた日には、駿河湾や伊豆半島はもちろん、南アルプスや、遠くは日光、上越の山々まで眺望できます。
また、金明水、銀明水といわれる泉の湧いていた井戸の跡地に石碑があります。

噴火口

噴火口は直径700メートル、深さ250メートルのすり鉢形をしており、火口内の岩肌や、赤黒く焼けた地肌がむき出しになっています。また、万年雪が斜面に広がり、別世界の様相です。

富士山に最初に登った人

神の宿る山として敬われる一方、火をふく山として恐れられていた富士山に、本格的な登山が行われるようになったのは、富士講が発達した江戸時代からです。
それ以前には、修行のため行者などが少し登った程度でした。

富士山頂に立った人は、いつ、だれということはわかりませんが、伝説のうえでは、役(えん)の小角(おずぬ)や聖徳太子、記録に残っているものでは末代上人(まつだいしょうにん)です。
役の小角は、7世紀ごろ大和国(奈良県)に生まれ、苦しい修行の末、悟りを得たといわれる人です。その後、鬼神を使って様々なことをしたため、世の中に不安を与える者だということで、伊豆大島に流されました。しかし、小角は夜になると島を抜け出し、富士山で修行し、翌朝にはまた島に戻っていたといいます。そのため、後世「富士登山の祖、役の行者」と、あがめられました。今でも富士山のふもとには、数多くの伝説が語り伝えられています。

聖徳太子伝は、推古天皇の六年(598)、全国から献上された良馬の中から、一頭の黒駒を見つけた太子は「これこそ神馬だ」と大事に飼育させました。数か月後、太子が馬にまたがると、不思議なことに太子もろとも雲につつまれ、たちまち富士山頂に着いたといわれています。記録に残る富士登山第一号の駿河の末代上人は、久安五年(1149)、頂上に都の貴人から頼まれたお経を写した書物を埋めたり、大目寺を建てたりしました。

お鉢めぐり

山頂は芙蓉八朶(ふようはちだ)といい、朝日岳、伊豆岳、成就岳、浅間岳、三島岳、剣ヶ峰、白山岳、久須志岳の8つの峰があります。その中の最高峰が剣ヶ峰で、3,776m。
剣ヶ峰には、富士山測候所の富士山レーダーがありましたが、平成11年11月1日に運用が停止されました。
お鉢めぐりは、富士山の火口4kmを廻るもので、約90分かかります。

お鉢めぐり

 

下山

登山道から少し御殿場口側へ行ったところに須走口と吉田口の下山道があります。この他にも御殿場口と富士宮口がありますので注意が必要です。 須走口の下山道は、ブルドーザーの道を胸突江戸屋、江戸屋と下ります。ここで吉田口と別れます。道なりに下ると須走口に下りてきます。さらに見晴館、大陽館と下ります。 「大陽館」を出て少し下ると、砂走りに差し掛かります。砂走りとは、7合目下から砂払い5合目までの約3kmをほとんど真っ直ぐに下る豪快な下山道。須走口ならではの醍醐味を味わえます。1歩で2mほど進むことができます。 山頂から120分ほどで砂払い5合目の「吉野屋」に着きます。ここで靴に入った砂や衣服の砂埃を払い落とします。ここから30分ほどで5合目駐車場に着きます。

※注意:下山の際に下山先が須走か富士吉田か充分確認してください

下山

 
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