65歳からの成人用肺炎球菌ワクチン接種

肺炎球菌性肺炎は成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。化膿性髄膜炎、敗血症、肺炎などを起こすことがあり、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎の起因菌となることもあります。肺炎は死亡原因の第5位となっています。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。

65歳から100歳までの5歳きざみの年齢の人を対象とするのは、国が予防接種法で定めた時限措置(期間が限られている措置)であり、この措置は令和5年度までとなっています。

定期接種対象者が次のように変わります!

令和5年度までの対象者

 65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の誕生日を迎える人
 60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓、呼吸機能に障害がある人、またはヒト免疫不全ウイルスの影響で免疫機能に障がいがある人で極度に日常生活が制限されている人(身体障がい者手帳1級相当)

令和6年度からの対象者

 満65歳の方(65歳の誕生日~66歳の誕生日を迎える前日まで)
 60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓、呼吸機能に障害がある人、またはヒト免疫不全ウイルスの影響で免疫機能に障がいがある人で極度に日常生活が制限されている人(身体障がい者手帳1級相当)

今年度対象の人は接種機会を逃がさないようにしましょう。

これまでに、肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない人で、次に該当する小山町民が対象です。該当する人は接種機会を逃さないようにしましょう。

 65歳 昭和33年4月2日~昭和34年4月1日までに生まれた人
 70歳 昭和28年4月2日~昭和29年4月1日までに生まれた人
 75歳 昭和23年4月2日~昭和24年4月1日までに生まれた人
 80歳 昭和18年4月2日~昭和19年4月1日までに生まれた人
 85歳 昭和13年4月2日~昭和14年4月1日までに生まれた人
 90歳 昭和8年4月2日~昭和9年4月1日までに生まれた人
 95歳 昭和3年4月2日~昭和4年4月1日までに生まれた人
 100歳 大正12年4月2日~大正13年4月1日までに生まれた人

なお、小山町は引き続き、満66歳以上で過去に一度も公費負担で接種をしていない方は、申請をすれば接種を受けられる制度を令和6年度は実施します。

お問い合わせ

健康増進課 電話0550-76-668