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今年の夏、町内のイベントはことごとく雨にたたられた。
ニュースを見ると、全国各所で膝までつかりながら歩く人の姿や、雨水が流れ込んだ家の前で、なすすべもなく立ち尽くす住人の映像が、連日流れた。
わがみくりや地区は、浸水や河川の氾濫の被害はないが、農業を営む者にとっては心配な日々が続いている。
幸いなことに、ここまでコメの出来はよいという。8月、晴れ間がのぞく日には、もち米の刈入れの音が響いた。次はうるち米だ。しかしながら、猛暑が止んだ後の空模様は、雨が降ったり止んだりで晴れの日がない。
「秋の長雨」―。どことなく風情のある言葉だ。だが、今年はそれには遠く、気象の異変を感じさせる雨でしかない。
過日、お洒落な消防署の落成式が執り行われた。 災害に強いとはいえないわが町。行政はしっかりと公助の体制を築く。並行して、町民の皆さんとともに「自助・共助」の意識と取り組みを一段と充実させていきたい。