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過日、私の地元の方の写真展「光と影の詩」が開催された。旅先の風景や日常のスナップから「光と影」を意識された数々の作品。作為が通じない自然の中で、こんな瞬間をよくぞ捉えたものだと、言葉もなく只々感心するばかりであった。
特に撮影の苦労を物語っていたのは、富士山頂上から、登りくる人たちと映し出される様々な光をおさめた一枚だった。ご本人からも、何回か登ってようやく撮れたのだと伺った。
光と影にストーリー性を持たせ、鋭さや面白さを意図した作品。会場で説明や労苦やらを穏やかにそして楽しそうに語る作者。若い頃からの趣味に傾ける情熱と気迫は衰え知らずのようだ。
そのうち、何やらほのぼのと輝く写真に目を奪われた。モデルはお孫さん。可愛らしい後ろ姿があった。
「歳を重ね老いを楽しむ」
展示会の最終日が88歳の誕生日という。見習いたい歩みだ。
今年度、9月の敬老の日に、100歳のお祝いを受ける方が小山町には10人以上おられる。老いを楽しめる町でありたい。