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野鳥(らしんばん)

ページID:0006004 更新日:2026年6月1日更新 印刷ページ表示

 朝5時。冬ならまだ真っ暗なこの刻に、町長に就任して以来セットしてあるタイマーで目を覚ます。初夏に向けたいま頃になると、隙間から差し込む柔らかな光と鳥のさえずりで目が覚める。残念なことに、私には鶯やカラスくらいしか判別はできない。
 さて、野鳥といえば、須走は日本のバードウォッチング発祥の地として知られている。日本初の探鳥会は、日本野鳥の会の創設者の中西悟堂氏によって昭和9年に開かれた。須走口登山道へと続く県道には記念碑が設置されている。
 富士山の中で最も森林限界が高い須走口。文献によると、須走冨士浅間神社周辺からオオルリやキビタキ、クロツグミ、カッコウ類、約1500m付近にはイカルやコルリ等、駐車場のある須走口5合目付近ではメボソムシクイ、ルリビタキ、キクイタダキ、森林限界周辺では、カヤクグリやイワヒバリ、ホシガラス等、標高が上がるにつれて、それぞれの環境に応じて幅広い鳥種が繁殖している。この環境を多くの人に楽しんでいただきたい。野鳥の知識のない私だが、鳴き声でわかる鳥類を増やし散策をより楽しみたい。