駿河小山駅周辺活性化に向けた公民連携取組方針

JR駿河小山駅は、町民生活の重要な交通拠点であると共に、観光交流拠点として来訪者を迎え入れる玄関口であるものの、鉄道利用者の減少や空き店舗化等により、駅周辺の賑わいが失われています。一方、町内ではフロンティア推進区域を軸に民間投資が活発化するなど、民間主体のエリア価値向上の取組みが展開されています。

そこで、令和4年10月に駿河小山駅を起点とする賑わい創出の可能性を探るため、町と地域が連携した「アートウォークおやま」を開催したところ、多くの方が回遊できる地域であることや、町と地域との連携のあり方を確認することができました。

当地域の活性化を公民連携で進めるに当たり、新たな創業支援といったソフト面での取り組みに加え、活性化拠点となるエリアの創出に向け、フロンティア推進区域における公民連携ガイドラインに基づき、次の方針によって取り組むこととします。

駿河小山駅周辺の公民連携取組方針

社会変化が激しい中、行政の財源・人材・ノウハウだけでは対応できません。持続可能な仕組みが構築できる公民連携手法を積極的に導入し、次の視点で取り組みます。

  1. 町民生活の満足度を高めるとともに、安全・安心なエリア形成を目指す。
  2. 地域のあらゆる資源を活用した町への来訪者をもてなす機能を持つ。
  3. 道路・鉄道の観光連携軸を活かし、消費吸収力を高め地域経済循環を生み出す。
  4. 民間チャレンジを誘発する環境づくりを進め、新たな産業創出を図る。
  5. 地域住民の知見を取り込み、一体となって地域全体の活性化につなげる。

町が描いたコンセプト

駿河小山駅周辺地域のうち、駅北側の現民有地を拠点エリアとしたビジョンを町が事前に策定し機能例示しました。上記の取組方針に基づき、今後の民間対話を通じて、実効性・持続可能性のあるビジョンへと書き換えていきます。

基本コンセプト

まちの魅力を未来に伝える 誰もが立ち寄り、訪れる「地域の駅」駿河小山

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観光客をもてなす機能と「地域の和」がつながり育つ機能を併せ持ち、「小さな経済循環」を複数生み出すことで「大きな域内循環」へと育てるエリアを目指します。

問い合わせ先

人口政策推進課

電話:0550−76−6159