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令和7年 年頭のごあいさつ

 町民の皆様、あけましておめでとうございます。
 皆様には希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 小山再稼働を掲げ、昨年は大きな前進を遂げた一年となりました。特に教育分野において、昨年3月に開講した町営学習塾では、一人ひとりの理解度に合わせた学習を行い、生徒が定着し、町内小・中学生の学習の充実を図ることができました。また、8月にカナダから国際交流員1名を招へいし、役場に配置、町内のこども園や小学校で異文化学習などを行い、異文化コミュニケーションを図る取り組みを実施しました。この他、三来拠点事業の成果が着実に現れ、日本最大のアトランティックサーモンを養殖する企業が操業するなど、雇用の創出・定住・交流人口の拡大につながっています。
 さて、本年も政策提言の一丁目一番地に掲げた「子育て教育100年の計への挑戦」の実現に向けて尽力してまいります。
 具体的には、町営温水プールの整備を進め、小学校5校の屋外プールを集約し、施設の老朽化と猛暑による影響を改善するとともに、町民の運動習慣を定着させ、健康増進を図っていきます。さらに本町の英語学習を充実させるため、昨年10月に友好交流都市協定を締結したフィリピン共和国のコルドバ町からALT(外国語指導助手)を招へいし、こども園に新たに配置し、小・中学校は増員するなど、英語学習の強化を行います。
 この他、「まちづくり公社」を設立し、地域の商工業の振興に努めてまいります。さらに、便利で快適なまちを推進するため、菅沼地域優良賃貸住宅建設事業、須走地区の宅地造成を進め、小山消防署新庁舎の建設、アプリを活用し地域通貨を導入する健康インセンティブ事業など、様々な取り組みを進めていきます。
 結びに、本年も小山町が「静岡県で1番元気な町」となるよう、精一杯努力してまいりますので、町民の皆様のご指導、ご協力をお願い申し上げます。