小山町トップ / 町政情報 / 町長室 / らしんばん(町長のエッセイ) / 「誰一人取り残さない」デジタル社会に向けて
「誰一人取り残さない」デジタル社会に向けて
現在の社会では、パソコンやスマホをツールに世界の情報が瞬時に入手でき、また、キャッシュレス決済なども普及しています。今後、デジタル化が益々進むことが予想されますが、「デジタル」と聞いただけでちょっと引いてしまう方も少なからずおられると思います。
「デジタル」の語源はラテン語の「指」のことで、指で数えるという意味から派生して、数値によって表現されること、という意味だそうです。国は「デジタル田園都市国家構想」を掲げ、デジタルで地方と都市を繋ぎ、どこにいても質の高い生活ができる社会を目指しています。新型コロナワクチン集団接種やデマンドバスの予約など既にスマホを活用した予約システムを経験された町民の方も多いと思いますが、これからの行政サービスは、わざわざ町役場に来なくても、スマホやカード等に必要な情報が入り、様々な手続き等が即座にできるなどデジタル化が進んでいきます。
ただ、気を付けなければならないことは、デジタル化に対応できずに取り残されてしまう方がいてはならず、利用される方の立場に立って、誰にでもわかりやすい形で行政のデジタル化が図られなければならないということです。デジタルの知識を学ぶ機会の充実等も図りながら、町行政のデジタル化を進めて参りたいと思います。