夢に向かって

 今年の成人式は、私や来賓を含む出席者全員が抗原検査を行うとともに、成人者本人と家族に、式当日前14日間の体調チェックをお願いするなど、コロナ感染拡大防止対策を行って開催しました。
 例年ですと、会場内ではこども園の園児による太鼓の演奏や歌、富士学校音楽隊による演奏などが繰り広げられ、町を挙げて新成人の門出を祝います。
 また、式の後には同窓会やクラス会などが開かれ、共に過ごした学生時代の話や恩師の先生方との再会で盛り上がり、忘れられない一日となります。しかし、感染防止対策のため、これらがすべて自粛となり、新成人の皆さんは、物足りなさやさみしさを感じたのではないでしょうか。
 それでも、会場の外ではマスク越しに友人と楽しく話をする姿や、友人同士で記念撮影をする姿も見受けられ、例年同様とはなりませんでしたが、記憶に残る成人式になったことと思います。
 来年4月には、18歳が成人年齢となり、成人式そのものの意義や内容も変わっていくことと思いますが、人生の節目の大事な行事であることに変わりはありません。
 新成人の皆さんには、それぞれの夢に向かってポジティブにチャレンジし、輝かしい未来を自ら切り開いていかれますことを期待します。