ル・マン市(フランス)と国際友好交流都市協定を締結しました
概 要
令和7年7月3日現地時間午後4時( UTC +1)にフランス共和国ル・マン市の婚姻の間にて、ル・マン市、フランス西部自動車クラブ( ACO )、小山町、富士スピードウェイ株式会社の四者間による国際友好交流協定式を催行し ました。
この協定は、共に、世界的に有名なル・マン24時間耐久レースを開催するサルト・サーキット(※ ACO )と富士スピードウェイを擁する両市町のモータースポーツを軸に文化 、社会、経済、環境等の各分野において共通のプログラムの実施や意見交換を通じた友好協力関係を確立し、これが日仏両国民の友情の深化に寄与することを願い、国際友好交流都市協定を締結いたしました。
小山町の国際友好交流都市は、中国の海寧市、フィリピンのコルドバ町に続いて3都市目とな ります。
※ACOは、フランス西部自動車クラブでル・マン24時間レースのプロモーターです。
署名人コメント
小山町長 込山 正秀
本日このように歴史的な瞬間を共に迎えられますこと、心より光栄に思います。
小山町を代表して、本日ここル・マン市にて、ル・マン市、サルト・サーキット、富士スピードウェイとの四者間で国際友好協定を締結できますことに、深い感謝と喜びをもってお伝え申し上げます。
小山町とル・マン市は、いずれも世界的に有名なサーキットを有する地域として、モータースポーツを軸とした共通の魅力と可能性を持っております。
ル・マン市との関係は、1999 年の「ル・マン富士 1,000km 」レースを富士スピードウェイで開催した際に名誉スターターとして、当時のル・マン市長が来町し、ガラスの盾をプレゼントいただいたところに遡ります。
本日の協定締結は、その長年の思いとモータースポーツを通じた友情・文化・観光・産業など、多方面にわたる連携と発展の第一歩となるものです。
今後、モータースポーツという共通の舞台を通じて、若い世代の育成、地域の魅力発信、さらには国際社会とのつながりを一層強めていけることを心から願っております。
この協定の実現に向けてご尽力いただいたル・マン市、サルト・サーキット、富士スピードウェイの皆様に、改めて敬意と感謝を申し上げるとともに、これからの友情と協力の未来に大きな 期待を抱いております。
ル・マン市長 ステファン・ル・フォール
今回のモータースポーツという共通のアイデンティティと情熱を持つ両市町がこのような形で協定を締結出来ることを大変誇りに思い、また大変嬉しく思っております。
また、このように世界が大変なことになっている中でこの協定は、フランスと日本の友情を深める大変意義深いものになると思う。
ル・マン市と小山町には素晴らしいサーキットがある。
小山町には、富士山というシンボルの山がある、ル・マン市には山はない、しかし、サン・ジュリア ン大聖堂(ル・マン大聖堂)というシンボルがあります。
これからは、素晴らしいサーキットを持つ両市町が協力し、文化、社会、経済、環境など分野で連携し発展していくことを期待している。
また、両サーキット(ル・マン市はサルト・サーキット)の発展が両市町にとって明るい未来に繫がることを願っております。
フランス西部自動車クラブ会長 ピエール・フィヨン
本日は、このような締結を結べることを大変うれしく思います。
富士スピードウェイは、ル・マン市民が最も知っている日本のサーキットです。
それは、我々が WEC (世界耐久)レースを始めたときにすぐに手を挙げWEC(世界耐久)レースを共に開催してくれたレース場であるからです。
この両サーキットの発展は、両市町の発展に繫がるものであると確信しております。
富士スピードウェイ株式会社 代表取締役 社長執行役員 酒井 良
本日は、モータースポーツに情熱を持つ両市町の協定締結の一員になれたことを誇りに思い、うれしく感じております。
富士スピードウェイは、来年60周年を迎えます。
このル・マンのレースに対する情熱や文化を大きな目標に、さらにアジアのモータースポーツの中心地といわれるような場所を目指してまいります。
今回の協定締結が、これからのモータースポーツの明るい未来につながるよう、我々も努めてまいります。
プレスリリース
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