生活に必要なバス等の旅客輸送の確保と旅客の利便の増進を図り、地域の実情に即した輸送サービスの実現に必要となる事項を協議するため、平成23年4月1日に設置しました。
地域公共交通の維持・発展に関する協議の場として、平成18 年10 月に施行された「改正道路運送法」における「地域公共交通会議」や、平成19 年10 月に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく「法定協議会」があります。小山町地域公共交通会議は「地域公共交通会議」と「法定協議会」を兼ねています。
小山町では、平成28年6月に「改訂版金太郎公共交通計画(小山町地域公共交通網形成計画)」を策定し、公共交通の維持・活性化に向けた取組みを実施してきましたが、計画期間の終了と「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」 の改正に伴い、新たに「小山町地域公共交通計画」を策定しました(計画期間:令和3年度~7年度)。
本計画では、公共交通は地域のインフラとして必要不可欠であるという認識のもと、小山町及び周辺地域における公共交通の現状と課題、将来の展望などを整理しました。その上で、様々な移動手段を個々に捉えるのではなく、地域全体の移動手段を総合的に捉え、全体の最適化・活性化を図ることを目的に計画をまとめました。
小山町では、平成26年度に「金太郎公共交通計画」を策定し、公共交通の総合的な取り組みを実施してきました。
金太郎公共交通計画は、計画目標を平成35年度としていましたが、法律の改正や、「都市計画マスタープラン」「第4次小山町総合計画後期基本計画」等関連するまちづくり計画を策定したことにより、金太郎公共交通計画を活かして引き継ぐ、「小山町地域公共交通網形成計画(改訂版 金太郎公共交通計画)」を平成28年6月に定めました。
コミュニティバスのみならず、鉄道や路線バス、タクシー等の様々な公共交通機関を含めたまちづくりを支える公共交通の計画であり、住民の身近な交通として地域公共交通を将来にわたって維持・確保していきます。
小山町地域公共交通網形成計画(改訂版 金太郎公共交通計画)
第4次小山町総合計画、小山町まち・ひと・しごと創生総合戦略の計画期間延長に伴い、計画期間を合わせて策定していた小山町地域公共交通網形成計画も計画期間を延長することとなりました。
※令和元年12月19日開催の令和元年度第2回小山町地域公共交通会議にて協議し、承認いただきました。
地域公共交通により、だれもが移動できる まち
~わかりやすい、利用しやすい、みんなで支える~
地域公共交通は、地域住民の生活交通としてクルマを使えない人たちにも外出機会が得られることによって、健康でいきいきと自立した生活をおくることで地域の活性化にもつながり、地域の持続可能性を確保するものでもあります。
さらに、地域振興や観光振興とも連携し、魅力あるまちづくりの一環としての公共交通を構築することで、活気あふれる交流が期待されます。
そこで、町民のだれもがわかりやすく、利用しやすい地域公共交通とし、地域で支える持続可能な仕組みを構築します。さらに、世界遺産富士山や多くの観光資源を有する本町では、環境にも配慮しつつ、観光資源やまちづくりを活用して、町民以外にも支えられる公共交通を目指します。
金太郎公共交通計画(小山町地域公共交通総合連携計画).pdf
金太郎公共交通計画(小山町地域公共交通総合連携計画)概要版.pdf
企画政策課
電話 0550-76-6133
Copyright(C) OyamaTown All rights reserved.