要介護者、中でも要支援や要介護1の軽度の方が急増し、制度から給付される費用も年々増大しています。
その原因として、高齢による衰弱などフレイル※が多くなっていますので、日常生活の中での適度な運動など、軽度な介護原因に対する予防が必要です。
また、介護保険の財源は、保険料と公費(税金)です。かかる費用が増えている分、保険料も上昇していくことが見込まれます。
2005年をピークとする高齢化社会に向け、制度を安定的に運営するため、要介護者を増やさない、重度化させない取り組みや、在宅サービスの拡充などにより、効率的な給付が行えるようにすることが求められています。
これらを踏まえ、介護保険制度は時代に即した制度に改正されていきます。
※フレイル:生活不活発病とも言われ、身体等の機能が使われなくなることによる機能低下で、筋力低下や心肺機能低下などがあります。
長寿介護課 長寿介護班
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