健康・福祉・教育

地域福祉計画

計画策定の趣旨

 現在、私たちの社会は、高齢化や単身世帯の増加、社会的孤立などの影響により、町民が暮らしていくうえでの課題は、様々な分野の課題が絡み合って「複雑化」し、また、個人や世帯において複数の分野にまたがる課題を抱えるなど「複合化」しています。

 これらは、介護保険制度、障害者支援制度、子ども・子育て支援制度などの単一の制度のみでは解決が困難な課題であり、対象者別・機能別に整備された公的支援についても、家族を含む地域全体の問題としてとらえ、複合的に支援していくことなどが必要とされています。

 人々が様々な地域生活課題を抱えながらも、住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域住民等が支え合い、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共につくっていくことのできる「地域共生社会」の実現に向けた体制整備が進められています。

 小山町では地域福祉活動を推進していくために地域福祉の中核的民間組織である小山町社会福祉協議会の活動指針となる地域福祉活動計画と連携・協働し、制度・分野ごとの「縦割り」では解決できない課題(複合的課題、制度の狭間など)の存在や社会的孤立・社会的排除への対応、また、地域の「つながり」の弱まりや地域の持続可能性の危機などの諸問題に対応するため、「小山町第4次地域福祉計画・小山町社会福祉協議会第5次地域福祉活動計画」を策定し、『公的支援』と『地域づくり』の仕組み、双方の転換を目指します。

問い合わせ

福祉長寿課
電話 0550-76-6661