小山町の魅力発見
見どころいっぱい 夢いっぱい

 

自然

金時山

標高1212m。江戸時代までは「猪鼻山(いのはなやま)」と呼ばれていたが、いつの頃からか「金時山」の名が使われるようになった。文政3年の文献に「坂田金時がこの山に育ち源頼光に従うゆえ、公時山という」と記されている。金太郎伝説ゆかりのスポットや足柄の史跡群を巡りながらのトレッキングもおすすめ。山頂からは晴れていればスカイツリーや相模湾、富士山はもちろんのこと日本の標高ベスト3である『北岳』『間ノ岳』を見渡すことができる。毎年元日には、山頂で記念バッジが配布されている。登山には足柄峠からのコースと新柴からのコースがあるが、両コースとも山頂直下の鳥居から上は急斜面で鎖場などもあり、ダイナミックな登山を楽しむことができる。

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不老山

標高928m。東西に2つのピークを有するが、三角点は神奈川県側にある。柳島から湯船林道と世附峠を経由するコースには不老の滝があり人気。生土、中島、柳島からの町内ルートのほか、神奈川県の山市場や浅瀬などからもアプローチでき、季節や体力に応じたコースを選択できる。生土林道コースではフィリピン海プレートとユーラシアプレートが衝突してできた神縄断層もみることができる。

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湯船山

標高1041mの湯船山は、三国山稜と、不老山をつなぐ稜線上のピーク。比較的登山者が少なく、静かな山歩きを楽しむことができる。明神峠から湯船山に登り、世附峠から柳島に下りるコースが一般的に利用されている。また、その逆コースや不老山を加えたコースをとることもできる。明神峠、峰坂峠、世附峠を越える道は、かつて郡内(山梨県南・北都留郡)の行商や炭焼き、釣師などが行き交う駿河と甲斐、相模を結ぶ重要な峠道だったが、現在峰坂峠は利用されていない。もう一方の旧道はかつての炭焼きの荷駄の道である。

三国山

標高1328m。静岡、山梨、神奈川の三県にまたがることから三国山と呼ばれる。明神峠バス停から約50分で三国山、さらに50分ほどで大洞山へ下りる。初春、緑あざやかな夏の時期、秋の紅葉といつの季節も楽しめる。

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大洞山~アザミ平

標高1383m。地元の人には「角取山(つのとりやま)」として親しまれ、明神峠からアザミ平までは約2時間半のコース。 樹々が四季折々の表情を見せるルートを楽しんだ後、アザミ平で富士山の絶景を眺めながら昼食を取り、須走方面へ向かうのもお勧めだ。

ブナ林

富士箱根トレイルの一部、籠坂峠から明神峠に至る三国山付近には樹齢300年ほどのブナ林の原生林がある。芽吹きや紅葉の季節の景観は特にすばらしく、多くのハイカーたちの目を楽しませてくれる。

サンショウバラ

別名ハコネバラ、ミシマバラなどとも呼ばれる可憐な花。初夏の一時期、世附峠から不老山を中心に見事な群生が見られるため、毎年多くのハイカーが訪れる。足柄城跡にも巨木があるので、脚力に自信のない人にはこちらがお勧め。

金太郎ざくら

「金太郎ざくら」は駿河小山駅の構内にある一本桜。町民がこの桜を大切に思う心から、いつしか自然に金太郎桜と呼ばれるようになった。町の玄関である駿河小山駅で、春の訪れを一番に告げる桜である。

所在地駿河小山駅 Googleマップで見る

ふじざくら

富士山麓に多く自生し、樹高は3~6mの小喬木で、小さな花をつける。花色は淡紅色で、ガクが赤味を帯びている。まめ桜とも呼ばれ、品種は多く葉が小さくて若木でもよく花をつけるため、盆栽に適している。4月~6月にかけ、葉が伸びる前、一斉に開花する。

ふじあざみ

富士山周辺に多く自生し、日本のアザミの中では一番大きな花をつける。8月~10月、火山灰地の荒原に紅紫色の花が開花し、登山者の目を楽しませてくれる。

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