○小山町駿河小山駅前交流センター「フジサイクルゲート」の設置及び管理に関する条例

令和4年3月17日

条例第2号

(趣旨)

第1条 この条例は、小山町駿河小山駅前交流センター「フジサイクルゲート」(以下「センター」という。)の設置及び管理運営に関し、必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条 駿河小山駅を利用する町民や観光客の利便を確保するとともに、良好な休憩の場、鉄道情報、観光情報等を提供し、もって観光交流人口の拡大及びサイクルツーリズムの促進を図ることを目的にセンターを設置し、その名称及び位置は、次のとおりとする。

(1) 名称 小山町駿河小山駅前交流センター「フジサイクルゲート」

(2) 位置 小山町小山599番地の5

(施設等)

第3条 センターに、次の施設等を置く。

(1) 休憩ルーム

(2) 交流ルーム

(3) 展望テラス

(4) その他の附帯設備及び備品

(開館時間)

第4条 センターの開館時間は、期間により別表第1のとおりとする。ただし、町長が特に必要と認めるときは、これを変更できるものとする。

(休館日)

第5条 センターの休館日は、12月29日から翌年1月3日までの日とする。ただし、町長が特に必要と認めるときは、これを変更し、又は臨時に休館することができる。

(禁止行為)

第6条 センター内において、次に掲げる行為をしてはならない。ただし、第1号及び第2号に掲げる行為については、町長が認めた場合は、この限りでない。

(1) 設備等を設置すること。

(2) はり紙若しくははり札をし、又は広告を表示すること。

(3) センター内の施設、附属物及び備品(以下「施設等」という。)を損傷し、又は汚損すること。

(4) 指定場所以外で火気を使用すること。

(5) 他の利用者等に危険又は迷惑を及ぼすこと。

(6) 指定場所以外でごみその他汚物等を捨てること。

(7) 利用の許可を受けた場所以外で利用の許可を受けた行為をすること。

(8) 前各号に掲げるものほか、センターの管理上支障があると認められること。

(利用の禁止又は制限)

第7条 町長は、センターの損壊その他の理由によりその利用が危険であると認められる場合には、センターを保全し、又は利用者等の危険を防止するため、センターの利用を禁止し、又は制限することができる。

(利用の許可)

第8条 別表第2に掲げる附帯設備、備品又は施設の利用をしようとする者(以下「申請者」という。)は、町長の許可を受けなければならない。

2 前項の許可には、センターの管理のために必要な限度において、条件を付することができる。

3 許可された事項を変更しようとするときは、前2項の規定を準用する。

(利用の許可の基準)

第9条 町長は、申請者の利用が次の各号のいずれかに該当するときは、前条の許可をしないことができるものとする。

(1) 公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき。

(2) 施設等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき。

(3) センターの管理又は運営上支障があると認められるとき。

(4) 前3号に掲げるもののほか、その利用が不適当であると認められるとき。

(利用の許可の取消し等)

第10条 町長は、第8条第1項の許可を受けた者(以下「使用者」という。)次の各号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消し、利用を停止し、又は退去を命ずることができるものとする。

(1) この条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。

(2) 虚偽の申請その他不正の手段により利用の許可を受けた事実が明らかになったとき。

(3) 利用の許可の条件に違反したとき。

(4) その他町長がセンターの管理上特に必要があると認めたとき。

2 町長は、利用の許可の取消し等により生じた損害について、その責任を負わない。

(使用料)

第11条 利用者は、利用の許可を受けたときは、別表第2に定めるところにより、使用料を納付しなければならない。

2 前項の使用料は、施設等を利用する際徴収する。

3 前項の規定にかかわらず、利用期間が長期にわたる場合は、町長は納期を指定して徴収することができる。

4 町長は、公益上又は特別の事情があると認めたときは、別に定めるところにより、前項に規定する使用料を減額し、又は免除することができる。

(使用料の返還)

第12条 既に納付した使用料は返還しない。ただし、町長が、天災その他使用者の責めに帰さない理由で利用ができなくなったと認めたときは、その全部又は一部を返還することができるものとする。

(指定管理者による管理)

第13条 町長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定に基づき、法人その他の団体で町長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)にセンターの管理を行わせることができるものとする。

2 前項の規定による指定は、この条例に定めるもののほか、小山町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例(平成17年小山町条例第10号)に定めるところによるものとする。

3 第1項の規定によりセンターの管理を指定管理者に行わせる場合における第7条から第10条までの規定の適用については、これらの規定中「町長」とあるのは「指定管理者」とする。

4 第1項の規定によりセンターの管理を指定管理者に行わせる場合において、当該指定管理者がセンターの管理を行うこととされた期間前の第8条第1項及び第2項(前項の規定により読み替えて適用される場合を含む。)の規定による許可の申請及び許可は、当該指定管理者に対してなされた許可の申請及び許可とみなす。

5 第1項の規定によりセンターの管理を指定管理者に行わせる場合において、当該指定管理者がセンターの管理を行うこととされた期間前の第10条第1項(第3項の規定により読み替えて適用される場合を含む。)の規定による許可の取消し等は、当該指定管理者の行った許可の取消し等とみなす。

(指定管理者が行う業務)

第14条 指定管理者が行うことができる業務の範囲は、次に掲げるとおりとする。

(1) センターの維持管理及び運営に関する業務

(2) センターの開館時間及び休館日の変更に関する業務。ただし、センターの開館時間及び休館日を変更する場合は、あらかじめ町長の承認を受けなければならない。

(3) センターの利用の許可に関する業務

(4) センターの利用に係る料金(以下「利用料金」という。)に関する業務

(5) 前各号に掲げるもののほか、町長がセンターの管理上必要と認める業務

(利用料金制)

第15条 第11条の規定にかかわらず、第13条第1項の規定によりセンターの管理を指定管理者に行わせる場合は、使用者は、利用料金を指定管理者に納付しなければならない。

2 利用料金の額は、別表第2に定める額を上限として、指定管理者が町長の承認を得て定める額とする。

3 指定管理者は、あらかじめ町長の承認を得て定めた基準により、利用料金の減免又は返還をすることができる。

(権利譲渡の禁止)

第16条 使用者は、その権利を他に譲渡し、若しくは転貸し、又は許可を受けた目的以外に利用してはならない。

(原状回復の義務)

第17条 使用者は、その許可期間が満了したとき又は第10条第1項の規定により許可を取り消されたときは、直ちに当該施設を原状に復さなければならない。ただし、町長の承認を受けたときは、この限りでない。

2 前項ただし書の承認を受けることなく、許可期間満了日又は第10条第1項に規定する処分を受けた日から7日を経過した後もセンター内に残置された設備等については、その所有権を放棄したものとみなす。

3 指定管理者は、指定を外れた場合、センターを原状に復さなければならない。ただし、町長の承認を得たときは、この限りでない。

(損害賠償等の義務)

第18条 センターの施設等を毀損し、又は滅失した者は、これによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、町長が、特別な理由があると認めるときは、損害賠償義務の全部又は一部を免除することができる。

(委任)

第19条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

この条例は、令和4年4月1日から施行する。

別表第1(第4条関係)

期間

開館時間

4月1日~9月30日

8時~18時

10月1日~3月31日

8時~17時

別表第2(第8条、第11条、第15条関係)

附帯設備及び備品の種類並びに施設の利用

単位

使用料

電動自転車(一般)

1日

500円

電動スポーツバイク

1日

1,000円

シャワールーム及び更衣室

1回

100円

署名活動、募金、集会その他これらに類する行為

面積によるもの

1平方メートル1日につき

50円

面積により難いもの

1回1日につき

1,000円

興行、出店、展示会その他これらに類する営業行為

面積によるもの

1平方メートル1日につき

100円

面積により難いもの

1回1日につき

2,000円

小山町駿河小山駅前交流センター「フジサイクルゲート」の設置及び管理に関する条例

令和4年3月17日 条例第2号

(令和4年4月1日施行)