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須走登山道は、東麓の須走から、頂上火口を隔て剣ヶ峰の対岸にある久須志まで登るコースです。途中、本8合で富士吉田口登山道と合流して山頂に至ります。
須走までのバスや車の利用は運行状況をと道路事情を事前に確認してください。
夏の登山期間古御岳(5合目)までバスの運行があり、冬期以外には車も利用できる。
他の登山道に比べ、森林限界が2,700mと高いため植物に恵まれ、傾斜も緩やかで登山には最適です。
最も登りやすい登山道といわれます。
富士山の強い日差しや風を避け、緑の中を歩くと、冷気が心地よく、野鳥のさえずりや高山植物などが楽しめます。
昭和天皇や皇太子殿下もここから登山されています。
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みなさんが富士登山をする際に、てにする杖(金剛杖)のいわれを知っていますか?
江戸時代「身禄行者(みろくぎょうじゃ)」が富士山の頂上で修行したときの遺言の中に、「八角の金剛杖を使って登ったがいい」とあります。
富士山には八岳の峯があります。また富士山の沢は八百八沢、その中で大きいのが八沢です。八角の杖はこれを表し、杖の頭が丸いのは、富士山の御神体を表しているといわれています。
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新5合目⇒6合目
5合目から歩きだすと「古御岳神社(こみたけ)」があります。この祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)です。
新5合目からミヤマハンノキなどの林を20分→2つ目の鳥居が迎えてくれます。この辺りから木の背丈も低くなります。
2つ目の鳥居から70分、3つ目の鳥居を過ぎると標高2,400mの新6合目の「長田山荘」の山室。そこから30分→標高2,700mの「瀬戸館」に到着。この辺りには、シャクナゲ、クルマユリ、ムラシキモメンヅルなどの植物がみられます。
● 6合目⇒7合目
6合目を過ぎると、大きな木はなくなり、ツガザクラやコケモモ、ミヤマエンレイソウ、ツマトリソウなどの草木が一面に覆うようになります。ジクザグに踏み固められた溶岩の道を登りすすむと、徐々に草木がまばらになります。6合目を出て60分3,000mの7合目「太陽館」に到着。この附近では、オンダテやイワツメクサ、ミヤマオトコヨモギなどが見られます。また、6月中旬には雪融け水が溶岩の上を流れる幻の滝がみられます。また、秋にはヨモギ、カラマツなどの紅葉がみられます。
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●7合目⇒8合目
7合目から30分、標高3,200mの本7合「見晴館」に到着。さらに30分ほどで3,350mの8合目「江戸屋」です。さらに3,400mの本8合目「胸突江戸屋」、その上に3,500mの8・5合目の「御来光館」と点々と山室がつづきます
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●8合目⇒頂上
8号目を出て20分、本8合目の「胸突江戸屋」に着きます。本8合目からは、吉田口、河口湖口登山道と合流します。また、ここから胸突八丁といわれる急な坂道を登ることになります。山頂は目前にせまっていますが、登れど登れどたどりつきません。ここが正念場。50分ほど登って9合目の鳥居をくぐると、標高3,600m「迎久須志神社」に着きます。めざすは山頂のみ。30分ほどで富士山本宮浅間大社東北奥宮(久須志神社)の鳥居と狛犬が出向かいてくれます。ここが標高3,700mの地点です。
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須走口は、富士山の東側を登るため、どこからでも壮大な御来光を拝むことができます。
寒さに耐えながら東の空を見ていると、一筋一筋と光がもれ、まぶしい太陽が姿を現します。
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●山 頂
山頂には、「山口屋支店」「扇屋」「東京屋」「山口屋本店」があり、宿泊や休憩、食事、お土産の購入ができます。
富士山は天候によって、夏でも氷点下になることもあります。また、景色も遥か彼方まで見渡せるときもあれば、濃霧でほとんど見えないこともあります。晴れた日には、駿河湾や伊豆半島はもちろん、南アルプスや遠く、日光、上越の山々まで眺望できます。
また、金明水、銀明水といわれる泉がありました。今では、井戸の跡地に石碑があるだけです。
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●噴 火 口
噴火口は直径700m、深さ250mのすり鉢形をしています。火口内の岩肌、赤黒く焼けた地肌がむき出しになっています。
また、万年雪が斜面に広がり、別世界の様相です。
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神の宿る山として敬われる一方、火をふく山として恐れられていた富士山に、本格的な登山が行われるようになったのは、富士講が発達して江戸時代からです。
それ以前には、修行のため行者などが少し登った程度でした。
富士山頂に立った人は、いつ、だれということはわかりませんが、伝説のうえでは、役(えん)の小角(おずぬ)や聖徳太子、記録に残っているものでは末代上人(まつだいしょうにん)です。
役の小角は、7世紀ごろ大和国(奈良県)に生まれ、苦しい修行の末、悟りを得たといわれる人です。その後、鬼神を使って様々なことをしたため、世の中に不安を与える者だということで、伊豆大島に流されました。しかし。小角は夜になると島を抜け出し、富士山で修行し、翌朝にはまた島に戻っていたといいます。そのため、後世「富士登山の祖、役の行者」と、あがめられました。今でも富士山のふもとには、数多くの伝説が語り伝えられています。
聖徳太子伝は、推古天皇の六年(598)、全国から献上された良馬の中から、一頭の黒駒を見つけた太子は、(これこそ神馬だ)と大事に飼育させました。数か月後、太子が馬にまたがると、不思議なことに太子もろとも雲につつまれ、たちまち富士山頂に付いたといわれています。
記録に残る富士登山第一号の駿河の末代上人は、久安五年(1149)、頂上に都の貴人から頼まれたお経を写した書物を埋めたり、大目寺を建てたりしました。
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山頂は芙蓉八朶(ふようはちだ)といい、朝日岳、伊豆岳、成就岳、浅間岳、三島岳、剣ヶ峰、白山岳、久須志岳の8つの峰があります。その中の最高峰が剣ヶ峰で、3,776m。
剣ヶ峰には、富士山測候所の富士山レーダーがありましたが、平成11年11月1日に運用が停止されました。
お鉢めぐりは、富士山の火口4kmを廻るもので、約90分かかります。
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登山道から少し御殿場口側へ行ったところに須走口と吉田口の下山道があります。この他にも御殿場口と富士宮口がありますので注意が必要です。
須走口の下山道は、ブルドーザーの道を胸突江戸屋、江戸屋と下ります。ここで吉田口と別れます。道なりに下ると須走口に下りてきます。さらに見晴館、太陽館と下ります。
「太陽館」を出て少し下ると、砂走りに差し掛かります。砂走りとは、7合目下から砂払い5合目までの約3kmをほとんど真っ直ぐに下る豪快な下山道。須走口ならではの醍醐味を味わえます。1歩で2mほど進むことができます。山頂から120分ほどで砂払い5号目の「吉野屋」に着きます。ここで靴に入った砂や衣服の砂埃を払い落とします。ここから30分ほどで新5合目の駐車場に着きます。
※注意:下山の際に下山先が須走か富士吉田か十分確認してください。
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●服装
平地と富士山頂の気温差は約20℃です。つめり、真夏(下界)から真冬(頂上)を1日で体験することになります。 このため、服装はズボンに長袖シャツ、そして冬物のセーター類も必需品となります。
また、直射日光を避けるためにつばのついた帽子もかぶると良いでしょう。他に手をついたときにケガをしないために手袋(軍手)を用意しましょう。
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●靴
履物は普段はきなれた運動靴でよいが、小石などが入らないような足首まで包む深い靴がよく、靴下は厚手のものがよいでしょう。
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●雨具
雨が下からも降ったりしますので、セパレート型のカッパや素材の薄いヤッケ、ウインドブレーカーを用意しましょう
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●水筒
山小屋でジュースなど手に入れることはできますが、水は貴重品ですので、忘れずに水筒を用意しましょう。
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●照明
夜間登山される方は必ず懐中電灯を持参しましょう。
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1.富士山頂の気圧は平地の2/3です。高山病に気をつけなければなりません。高山病は、周囲が黄色に見えはじめたら要注意、軽いめまいや吐き気をもようします。
軽い場合は、休憩を長くするか7合目ぐらいまで下山するとウソのように治ってしまいます。
原因は、気圧の低下とそれに伴う酸素不足。(携帯用の酸素を持っていくと良い)
自分の体力にあった登山計画をたてましょう。
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2.富士山は登山道以外でも登山できますが、落石をおこすなど危険ですので、必ず決められた登山道を歩きましょう。
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3.万一、天候の急変により危険を感じたら最寄りの山小屋に避難しましょう。
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商工観光課 観光スタッフ
T E L:0550-76-6114
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更新日: 平成20年4月1日
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