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小山の町にも、今年も春の気配がやって来ました。クヌギやナラの落葉樹の木々の枝枝がほんのりと薄赤紫に染まり、若芽が春を待ち望んでいるのがハッキリと分かります。真冬の緑の絨毯で村々を彩った水かけ菜の最盛期も過ぎました。水かけ菜オーナー制度で、遠く沼津市や鎌倉市などから摘みに来られた都会の方々もおりました。菜を摘む都会の方々の活き活きとした明るい姿から、人間と自然とは切っても切れない絆で結ばれているのだとの思いが、改めて込み上げてきました。厳寒の中、農家の方々が身体を折り曲げるようにして、黙々と摘んでいた光景も見られなくなりました。やがて、この水かけ菜の田圃も耕耘され、そこには早苗が植えられます。そして、早苗の田圃の夜は、蛙の合唱が響きわたる初夏となるのです。
三国山稜も、これから散策の絶好の季節に入ります。ブナやカエデやナラ、クヌギの柔らかな新緑と小鳥たちの恥じ入るような囀りが三国山稜を覆います。5月には昨年同様、世界中から参加するオックスファム・トレイルウォーカー・ジャパンが、この春たけなわの富士箱根トレイルを踏破します。今年は、小山町でも案内看板やガイドマップを作り、訪れる皆さんの胸の中が康らかな心で一杯満たされるよう取り組んでいます。4月中旬は冨士霊園の桜、足柄山聖天堂大祭、5月3日は金太郎春まつり、小山町の春がたけなわになります。小山町の現在から未来を貫くコンセプト「健体康心づくり小山町」に向かって頑張っていきます。
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