|
小山町長賞作品
題名「体験を通して感じたこと」
小山町立須走中学校3年 勝俣 実紗
総合の学習の一環として、三年生は福祉体験を行い、介護施設へ行って体験をしてきました。食事のお世話やシーツの交換、部屋のそうじ、お年寄りとの会話など、一日だけでしたが貴重な体験になりました。
おじいちゃん、おばあちゃんたちのお世話をしている時に、ふっと頭に浮かんだのは、「おじいちゃん、おばあちゃんには家族が居るのかな。」、「もし居なければ、介護に使っている身の回りの物や、服などは誰が用意をしてくれているのだろう。」、「そのお金は誰が払ってくれるのかな。」という疑問でした。家に帰ってからインターネットで調べてみようと思いました。そこの資料には、お年寄りや、自分の努力だけでは普通の生活が困難な人達に対して、そのような人達の生活を援助するために多くの税金が使われていることが書かれていました。
今、日本はすごい勢いで高齢化が進んでいます。元気に生活できるお年寄りも多いけれど、やはり介護を必要とする人もたくさんいると思います。高齢化が進むと、介護を必要とする人はどんどん増えていきます。家族に囲まれて生活できれば幸せなのでしょうが、寝たきりなどになってしまった場合、家族だけで世話をするのも大変だと思います。私が体験させていただいた施設が、どうしても必要になります。以前テレビのニュースで一人暮らしの老人の話をしていました。また、一人暮らしの老人が死んでから何週間もたってから発見されるなどのニュースを聞きました。悲しい思いがしましたが、高齢化が進むとこのような人はさらに増えていきます。
小学生の頃は、お菓子を買うと消費税がつくことが不思議でした。でもこれらの税金が福祉や教育、その他の私たちの生活のたくさんのものに使われていることを知り、税金のしくみなどを知ることの大切さを感じるようになってきました。税金というと、何か持っていかれるようで嫌な感じがありました。でも決してそういうものではないのだろうといった気持ちを持つようになりました。
福祉体験の施設に入って生活できる老人は、一人でさみしく生活する老人よりも幸せなのだと思います。こういう施設に入りたくても入れない人もたくさんいるのではないでしょうか。このような施設を増やしていくためにも、私たちが納める税金が使われて欲しいと思います。まだ中学生であり働いていないけれど、社会に出て働くようになった時には、社会全体、特に弱い立場の人の助けに少しでもなるように税金を納めたいと思います。自分自身もみんなから支えられているということを忘れないようにしたいと思います。
|