小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

活力

イベントが近付くと、神棚と仏壇の前で合わせる掌(てのひら)に力が入る。天気ばかりは神仏にすがるしかない。その御利益か否か、今年の「富士山金太郎夏まつり」は昼夜を通して晴天に恵まれた。

昼の部の名物「おやまDEどんぶらこ」は、申込多数で締切日を前倒ししたほどだ。これに好天が重なり、当日は大変なにぎわいが鮎沢川の岸辺を包んだ。

会場の運営は当初からかかわる「山祭遊民」が担い、中高生中心のボランティアがサポートした。川岸には新たに観覧席が設けられ、迫力のレースを目前で楽しむ事ができた。

ステージでは、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられた。立ち並ぶテントの前には行列ができ、売り子も客も汗だく。小田急ロマンスカーの通過時には、会場の人たちと乗客が手を振り合う光景に心がなごんだ。

夜の部の会場は総合文化会館。盆踊り、お笑いステージ、豪華商品が並んだ抽選会-。締めでは小山の夜空を花火が彩った。

来場者は昼が4,500人、夜は17,000人。出場・出演、応援、買い物、運営など立場はさまざまだが、人が集い交わるところには活気が生まれる。それを明日の町の活力にしたい。そんな願いを胸に、帰宅後、神仏に祭りの無事終了を報告した。

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