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らしんばん(町長のエッセイ)

世界文化遺産登録(2013年6月)

 5月1日の未明、役場職員から携帯電話に「富士山の世界文化遺産登録に係るイコモスによる評価結果及び勧告について、文化庁から情報提供があった」と連絡が入った。

勧告は「世界文化遺産にふさわしい」との内容。本登録に向けて大きく前進したのだと実感した。それにしてもこの時間…。職員も大変だ。

 小山町には2つの構成資産がある。1200年前に建立され、富士山の歴史を物語る「冨士浅間神社」。そして、威厳あるこの神社を起点とした「須走口登山道」。富士山の主要登山道の中で森林限界が最も高く、高山植物が垂直分布する様は類を見ない。かつては皇族の方々も利用された由緒ある登山道だ。

 登録が間近とあって賑わいを見せている富士山周辺だが、わが町は他市に遅れを取っている感は否めない。町は昨年度、観光振興条例を制定した。本年は観光振興計画を策定する予定だ。小山にはまだまだ、魅力的な観光資源がある。

 世界遺産の登録は喜ばしいことではあるが、数多くの課題があるのも事実。なればこそ、観光関係者、行政、町民が知恵を出合い、三位一体で取組んでいきたい。

込 山 正 秀

(「広報おやま」2013年6月号)

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