小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

コミュニティー

 小山町は企業城下町として発展した。その宿命か、富士紡績の縮小、撤退と共に勢いが失われたのも事実だ。しかし今、フジボウのお膝元だった成美地区に、新たな“元気”が芽生えている。

 先日、地区主催の「スーパー地域コミュニティまつり」が催された。会場の健康福祉会館にテントが立ち並び、体験コーナーや地元商店の出店などで、雨にもかかわらず賑わいを見せた。

 昨年十二月には地区主催で小山中のグラウンドに色々な体験スペースを設けた防災訓練を行った。その名も「スーパー防災訓練」。共に“スーパー”の冠が付く地域を挙げたイベントだ。

 町は役場隣りの富士紡落合社宅跡地の活用の検討を始める。地元は早々と検討委員会を立ち上げ、夢を膨らませている。

 成美地区ばかりではない。町内各地区で住民主導の地域の活動が盛んになってきた。地区の実情に応じた工夫が垣間見えるのが、なんとも頼もしく思える。役場の地域担当職員を下支えとし、各地区内の連携をより深め、“元気”をもっともっと広げてほしい。 

(2016.10.1発行「広報おやま」から)

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