小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

期待

 「自転車ロードのゴール 富士スピードウェイ候補 東京五輪」

  こんな見出しが新聞に登場したのは5月初旬だった。紙面に顔を近づけ、何遍も読み返した。

  五輪競技が開催されれば、わが町は全世界に発信される。上空から選手を追う映像には、富士山を含め近傍の風景が写し出されるであろう。

 ただ、この件は新聞に出たものの、県や文部科学省から確たる情報が届いているわけではない。居てもたってもいられず、日本自転車競技連盟の橋本聖子会長を訪ねたところ、コースは選定段階であり、決定は年末ごろになるとの回答だった。

 確定報はお預けだったものの、夏季冬季両方の五輪選手だった氏の話には、ずいぶんと引き込まれた。五輪のテレビ中継は世界人ロの20%、ざっと15億人が見るという。自転車は特に欧州で高い人気があるそうだ。決定すれば経済波及効果もあるだろう。

 「果報は寝て待て」「人事を尽くして天命を待つ」受け入れ態勢を思い描き、吉報を期待しよう。

らしんばん一覧に戻る