小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

金太郎ちゃんこ鍋

 今年で5回目を迎えた豊門公園の「もみじまつり」。23日の「金太郎ちゃんこ鍋」がなかなかの人気を集めた。この鍋は町の観光大使・大砂嵐関が所属している大相撲大嶽部屋に出向き、伝授していただいた部屋の味だ。

 もみじまつりに向けて今回新たに企画された静岡市からのツアーは、募集開始からわずか2時間で定員の40人が集まったという。

 炭火の周りでフーフーいいながら一つの鍋を10人で囲む。知らない者同士が心を開き、新たな出会いに話を弾ませる。これも鍋のなせる業といえるのではないだろうか。

 地元有志と観光協会が紅葉をライトアップしたのがまつりの始まりだ。今や町、観光協会、商工会が実行委員会を組む催しに成長した。認知度はまだ低いものの、その分、手作りの温もりがある。

 何十もの鍋から立ち上る良い匂いと湯気。その裏では、小山中学校の生徒10数名が準備から片付けまでを手伝ってくれた。寒い中、彼ら彼女らの頑張りも、多くの人の心を温めていた。

(2016.12.1発行「広報おやま」から)

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