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らしんばん(町長のエッセイ)

がんばろう! チームおやま(2012年4月)

    明治22年、御厨の一寒村だった六合村に東海道本線が開通した。小山の夜明けだった。

 車窓から見える急峻(きゅうしゅん)な地形と、谷あいの豊富な水の流れ。この水に目をつけた人がいた。水力発電所が設置され富士紡績が進出した。まさに引き水となった。

 六合村は賑わいをみせ、隣の菅沼村と合併し、ここに小山町が誕生した。大正元年8月1日。ちょうど1世紀前のことである。

 フジボウと共に繁栄した町は昭和30年代、足柄村、北郷村、須走村を合併し、現在の小山町となった。基幹産業の変化に伴い、町も姿を変え成長した。地形を生かしたゴルフ場、モータースポーツのメッカ・富士スピードウェイ、日本一の規模の公園墓地・冨士霊園などが次々に姿を現し、60年代前半には工業団地が整備され各種の製造業が進出した。しかし、バブル崩壊後の長引く不況に、リーマン・ショックが追い討ちをかけた。

 そして今、私たちは町制100周年を迎えた。

 今こそ日本一の富士山を有する小山の底力を発揮しよう。100年前の人々が水に着目したように、町を元気にするヒントはきっと、私たちの周りある。次の100年に向け、子どもたちに残せるまちづくりを町民挙げて取り組みたい。

    込 山 正 秀

(「広報おやま」2012年4月号)

 

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