小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

追い風

 昨年10月に実施された国勢調査の県内の速報値が発表された。人口を5年前と対比すると、3市町を除きマイナスだった。小山町は1113人の減少。毎年222人ずつ減ったことになる。

 町も対策は講じてきた。定住促進室を設け、町営住宅の跡地の分譲、不動産バンクや補助メニューも整えた。だが、多少の効果はあったものの、減少の流れを止める事はできなかった。

 それでも、変化は芽生え、形になり始めた。

 昨年4月、人口減少に歯止めを掛けようと、移住定住・婚活の実行部隊として、「おやまで暮らそう課」を新設した。東京で移住定住セミナーや相談会を頻繁に開き、希望者と対話を深めた。婚活も下準備が進み、動き始めた。

 奏功してか、町や県の施策を通じて4月以降県外から17人が移住した。これは県下1位。県内からの移住者も36人あり、こちらは2位だった。

 町にはいま、フォローの風が吹く。 

 小山町は大きく変貌を遂げ、未来拠点が大きく動き出す。雇用・住・子育て・教育…。町外から羨望のまなざしで見られるまちづくりを、自信を持って進めていきたい。

 

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