小山町 町長室 おやまを導くらしんばん

らしんばん(町長のエッセイ)

 9月の第2日曜日は、足柄峠を共有する南足柄市と小山町が交互に主催している「足柄峠笛まつり」。今年で44回目となる。太鼓や詩吟、踊りに武道に火縄銃…。伝承されてきた郷土芸能等の発表に目を見張る。

 両市町の小学生による領地争奪綱引き合戦。勝利すると1年間、「領地宣言」の立て札を広場に立てられるとあって、それぞれの陣営に力が入る。半世紀近くも交流しまつりを盛り上げてきた両市町。綱引き合戦で戦った小学生が、やがて次の世代に良き伝統を引き継いでくれることを願う。

 笙(しょう)の音色が峠をゆく風に乗って流れ、やがて領地獲得のための喊声が響き渡る。そんな一日が終わると、小山は一気に秋の装いになる。

 町は9月、「ふるさと納税」を導入した。東京、神奈川等近郊の方にも多く賛同を得ている。これを機に足柄峠をはじめ自然豊かな当町を訪れる人たちに、美味しい農作物、水、人となりなどを、目で、口で、心で感じ取ってもらえればと思う。

 

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