| 須走口登山道は、東麓の須走から、頂上火口を隔て剣ヶ峰の対岸にある久須志まで登るコースです。途中、本8合で富士吉田口登山道と合流して山頂に至ります。 他の登山道に比べ、森林限界が2,700mと高いため植物に恵まれ、傾斜も緩やかで登山には最適です。最も登りやすい登山道といわれます。 富士山の強い日差しや風を避け、緑の中を歩くと、冷気が心地よく、野鳥のさえずりや高山植物などが楽しめます。 昭和天皇や皇太子殿下もここから登山されています。 |
||||||||||
|
||||||||||
●5合目⇒6合目
|
![]() |
●本6合目⇒7合目
|
|
ジクザグに踏み固められた溶岩の道を登りすすむと、徐々に草木がまばらになります。本6合目を出て60分3,090mの7合目「大陽館」に到着。
|
|
| ●7合目⇒8合目 7合目から30分、標高3,200mの本7合「見晴館」に到着。さらに30分ほどで3,350mの8合目「江戸屋」に着きます。続いて20分ほどで3,400mの本8合目「胸突江戸屋」、そこから20分ほどで3,500mの8合5勺の「御来光館」となります。 |
||||||||||
| ●8合目⇒頂上 8号目を出て20分、本8合目の「胸突江戸屋」に着きます。本8合目からは、吉田口、河口湖口登山道と合流します。また、ここから胸突八丁といわれる急な坂道を登ることになります。山頂は目前にせまっていますが、登れど登れどたどりつかず、いわばここが正念場です。50分ほど登って9合目の鳥居をくぐると、標高3,600m「迎久須志神社」に着きます。ここまで来れば、めざすは山頂のみ。30分ほどで富士山本宮浅間大社東北奥宮(久須志神社)の鳥居と狛犬が出迎えてくれます。ここが標高3,700mの地点です。 |
|
|||||||||
| ●山 頂 山頂には、「山口屋」「扇屋」「東京屋」があり、宿泊や休憩、食事、お土産の購入ができます。 富士山は天候によって、夏でも氷点下になることもあります。また、景色も遥か彼方まで見渡せるときもあれば、濃霧でほとんど見えないこともあります。晴れた日には、駿河湾や伊豆半島はもちろん、南アルプスや、遠くは日光、上越の山々まで眺望できます。 また、金明水、銀明水といわれる泉の湧いていた井戸の跡地に石碑があります。 |
||||||||||
| ●噴 火 口 噴火口は直径700m、深さ250mのすり鉢形をしており、火口内の岩肌や、赤黒く焼けた地肌がむき出しになっています。また、万年雪が斜面に広がり、別世界の様相です。 |
||||||||||
|
||||||||||
| 山頂は芙蓉八朶(ふようはちだ)といい、朝日岳、伊豆岳、成就岳、浅間岳、三島岳、剣ヶ峰、白山岳、久須志岳の8つの峰があります。その中の最高峰が剣ヶ峰で、3,776m。 剣ヶ峰には、富士山測候所の富士山レーダーがありましたが、平成11年11月1日に運用が停止されました。 お鉢めぐりは、富士山の火口4kmを廻るもので、約90分かかります。 |
![]() |
登山道から少し御殿場口側へ行ったところに須走口と吉田口の下山道があります。この他にも御殿場口と富士宮口がありますので注意が必要です。須走口の下山道は、ブルドーザーの道を胸突江戸屋、江戸屋と下ります。ここで吉田口と別れます。道なりに下ると須走口に下りてきます。さらに見晴館、大陽館と下ります。 「大陽館」を出て少し下ると、砂走りに差し掛かります。砂走りとは、7合目下から砂払い5合目までの約3kmをほとんど真っ直ぐに下る豪快な下山道。須走口ならではの醍醐味を味わえます。1歩で2mほど進むことができます。山頂から120分ほどで砂払い5合目の「吉野屋」に着きます。ここで靴に入った砂や衣服の砂埃を払い落とします。ここから30分ほどで5合目駐車場に着きます。 ※注意:下山の際に下山先が須走か富士吉田か充分確認してください。 |
| ●服装 平地と富士山頂の気温差は約20℃です。つまり、真夏(下界)から真冬(頂上)を1日で体験することになります。 このため、服装はズボンに長袖シャツ、そして冬物のセーター類も必需品となります。 また、直射日光を避けるために、つばのついた帽子もかぶると良いでしょう。他に手をついたときにケガをしないために手袋(軍手)を用意しましょう。 |
| ●靴 履物は普段はきなれた運動靴でよいが、小石などが入らないような足首まで包む深い靴がよく、靴下は厚手のものがよいでしょう。 |
| ●雨具 雨が下からも降ったりしますので、セパレート型のカッパや素材の薄いヤッケ、ウインドブレーカーを用意しましょう |
| ●水筒 山小屋でジュースなど手に入れることはできますが、水は貴重品ですので、忘れずに水筒を用意しましょう。 |
| ●照明 夜間登山される方は必ず懐中電灯を持参しましょう。 |
| 1. | 富士山頂の気圧は平地の2/3です。高山病に気をつけなければなりません。高山病は、周囲が黄色に見えはじめたら要注意、軽いめまいや吐き気をもようします。 軽い場合は、休憩を長くするか7合目ぐらいまで下山するとウソのように治ってしまいます。 原因は、気圧の低下とそれに伴う酸素不足(携帯用の酸素を持っていくと良い)。 自分の体力にあった登山計画をたてましょう。 |
| 2. | 富士山は登山道以外でも登山できますが、落石をおこすなど危険ですので、必ず決められた登山道を歩きましょう。 |
| 3. | 万一、天候の急変により危険を感じたら最寄の山小屋に避難しましょう。 |
copyright (c) Oyama Town. All rights reserved.